行き場のない投機資金の流入
さらに先程発表のあった4月の米耐久財受注額(季節調整済みで半導体は除く)が前月比0.5%減少した。市場予想平均の前月比1.5%減を上回った。さらに変動の大きい輸送関連を除いた
資産運用受注額も前月比で2.5%増加と市場予想平均の前月比0.5%減に反して増加しました。原油価格の調整でドル買いに触れていた中のこのニュースがさらなるドル買いにつながり105円を突破してきました。
ただしですよ・・・
個人向け国債基本的にはここのとこの原油価格高騰は『需給面』と『行き場のない投機資金の流入』という要因からなるもので根本的にこの問題が解消されたわけではありません。1バレル=150ドル・・・いや1バレル=200ドルもと言われる状況に変わりはなく、今回の原油価格の
ipo下落はあくまでも急ピッチで上がりすぎたものに対する調整に過ぎないんじゃないかと思っています。
再び、原油高→米国株安・
株ドル安といった構図になるんじゃないかと思っています。そうなってくると105円台突破は難しそうですね・・・
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為替相場市況・展望 | トラックバック(0) | コメント(1) | 記事を編集 | ▲
スプレッド0.5銭!?
2008年05月26日(月) 記事No.418
もうすでに他の方のFXブログでも紹介されているので、ご存じの方も多いかと思いますが、本日のFXトレーディングシステムズからのニュースリリースで『さらなるスプレッド縮小のご案内』が公表されましたね。
FXトレーディングシステムズといえば、ドル円スプレッドが1銭を切って0.9銭でスプレッド幅は業界でももっとも狭いことで有名でしたが、さらに縮めてくるとは・・・
今回、スプレッドを縮小した通貨ペアは下記3通貨ペアであるとのことです。
・ USD/JPY(米ドル/円) 0.9銭 ⇒ 0.5銭
・ EUR/USD(ユーロ/米ドル) 0.9pip ⇒ 0.5pip
・ EUR/JPY(ユーロ/円) 1.8銭 ⇒ 0.9銭
もちろんですが、相場状況如何では、スプレッドは拡大することがありますから上記は最低ということです。
現状だとコスト最安で手数料0円のドル円スプレッド1銭というところが多いですが、FXトレーディングシステムズのこのスプレッド縮小によってFX業界もスプレッド縮小の競い合いが始まるかもしれませんね。
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FX 外国為替トピックス | トラックバック(0) | コメント(2) | 記事を編集 | ▲
FX 今週の為替予測&経済指標 5/26〜5/30
2008年05月25日(日) 記事No.417
先週のFXは、若干ドル売りの要素が強かったようにも思えましたが結果的には予想通り103円から105円のレンジ内のでの推移で方向感を模索する相場展開でしたね。
先週の注目であった『FOMC議事録』においては「4月の利下げは、ぎりぎりの判断」だったことが判明、また、「インフレの上方リスクは上昇」と指摘されたことで、利下げ打ち止め観測が改めて確認されました。
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ただ、FRBの経済見通しで2008年の米経済成長率が下方修正された中、4月米中古住宅販売が年率489万戸と1999年に統計を取り始めて以来の最低水準だったことや原油価格高騰も米国経済への足かせとなるなど「景気減速」と「物価上昇」の「スタグフレーション懸念」が再び台頭するなどドル売り圧力が徐々に出てきたのかなといった感じでしたね。
今週は、週明けに英国及び米国が休場となり火曜日からが注目となります。米国経済指標では5月消費者信頼感指数、4月新築住宅販売件数(5/27)、4月耐久財受注(5/28)、4月個人所得・個人消費支出、5月シカゴ購買部協会景気指数(5/30)あたりが注目です。1バレル135ドル台まで来た原油価格の動向も目を離せませんね。
≪今週のFXのための経済指標一覧≫
5/26(月)
【海外経済指標】
・4月のニュージーランド(NZ)貿易収支
・5月の独消費者物価指数(CPI)速報値(28日までに発表)
・英国/米国休場
5/27(火)
【国内経済指標】
・4月の企業向けサービス価格指数
【海外経済指標】
・1−3月期の独国内総生産(GDP)改定値
・4月のスイス貿易収支
・6月の独消費者信頼感指数(Gfk調査)
・5月の仏企業景況感指数
・4月の仏住宅着工戸数
・1−3月期の南アフリカGDP
・5月の米消費者信頼感指数
・5月の米リッチモンド連銀製造業景気指数
・4月の米新築住宅販売件数
・イエレン米サンフランシスコ連銀総裁、講演
5/28(水)
【国内経済指標】
・日銀の白川方明総裁、2008年国際コンファランスであいさつ
【海外経済指標】
・5月の仏消費者信頼感指数
・3月のユーロ圏経常収支
・3月の南アフリカ消費者物価指数(CPIX)
・3月の米耐久財受注額
・ノルウェー中銀、政策金利発表
・スターン・米ミネアポリス連銀総裁、講演
・フィッシャー米ダラス連銀総裁、講演
・ラガルド仏財務相、パリで講演
5/29(木)
【国内経済指標】
・対外対内証券売買契約等の状況(週次、指定報告機関ベース)
・4月の商業販売統計
【海外経済指標】
・5月の独雇用統計
・4月のユーロ圏マネーサプライM3
・4月の南アフリカ卸売物価指数(PPI)
・前週分の米新規失業保険申請件数
・1−3月期カナダ経常収支
・1−3月期の米GDP改定値
・ガイトナー米ニューヨーク連銀総裁、講演
・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長、講演
5/30(金)
【国内経済指標】
・4月の完全失業率
・4月の有効求人倍率
・4月の家計調査
・4月の全国消費者物価指数(CPI)
・5月の東京都区部CPI
・4月の鉱工業生産速報
【海外経済指標】
・4月のNZ住宅建設許可
・5月の英消費者信頼感指数(Gfk調査)
・4月の南アフリカマネーサプライM3
・4月の仏PPI
・5月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報
・4月のユーロ圏失業率
・5月のユーロ圏消費者信頼感指数
・5月のスイスKOF景気先行指数
・4月の南アフリカ貿易収支
・4月の米個人支出(PCE)/個人所得
・3月のカナダGDP
・1−3月期のカナダGDP
・4月のカナダ鉱工業製品価格
・4月のカナダ原料価格指数
・5月の米シカゴ購買部協会景気指数
・5月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
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FX-外国為替 経済指標 | トラックバック(1) | コメント(6) | 記事を編集 | ▲
FX 今週の為替予測&経済指標 5/19〜5/23
2008年05月19日(月) 記事No.416
先週のFXのおさらいからですが、先週末に発表のあった5月米消費者態度指数(ミシガン大調査、速報値)が前月比3.1ポイント低い59.5と1980年半ば以来の水準まで落ち込み、景気停滞が長引く可能性を示唆したことを受け104円までドルが売られて引けました。
今週のFXは、注目材料はそれほど多くありませんので、方向感の出にくい展開が予想されます。レンジとしては、103円から105円の間の動きとなるんじゃないでしょうか?
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今週のFXで注目は、5/21のFOMC議事録ですね。前回のFOMCでは、利下げが0.25%に止まったことや声明文から強い成長の下振れリスクが削除されたことで、米国景気後退懸念が後退しドル買いに繋がりましたよね。先日もここのところの焦点は「景気とインフレの綱引き」だと述べましたが、FOMCで景気への配慮と物価安定のどちらを重視していたのか?それについてどんな議論がどの程度踏み込んでされたのか?そのあたりをみたいですね。
その他経済指標では、4月生産者物価指数(5/20)・米連邦住宅公社監督局発表の3月および第1四半期住宅価格指数(5/22)・4月中古住宅販売件数(5/23)あたりが注目ですね。
≪今週のFXのための経済指標一覧≫
5/19(月)
【国内経済指標】
・日銀金融政策決定会合(1日目)
【海外経済指標】
・4月の独輸入物価指数(25日までに発表予定)
・4月の米景気先行指標総合指数
5/20(火)
【国内経済指標】
・3月の第三次産業活動指数
・3月の景気動向指数(改定値)
・日銀金融政策決定会合(終了後、政策金利発表)
・5月の金融経済月報
【海外経済指標】
・4月の豪中銀理事会議事要旨
・4月の独生産者物価指数(PPI)
・4月のスイス生産者輸入価格
・5月の独ZEW景況感指数
・5月のユーロ圏ZEW景況感指数
・3月のユーロ圏建設支出
・4月の米卸売物価指数(PPI)
・3月の対カナダ証券投資
・3月のカナダ卸売売上高
5/21(水)
【海外経済指標】
・5月の独Ifo企業景況感指数
・英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨(5月7−8日分)
・4月の英マネーサプライM4速報
・4月のカナダ消費者物価指数(CPI)
・4月のカナダ景気先行指数
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月29−30日分)
・欧州中央銀行(ECB)理事会(政策金利の発表はなし)
5/22(木)
【国内経済指標】
・4月の貿易統計(通関ベース)
・対外対内証券売買契約等の状況(週次、報告機関ベース)
・3月の全産業活動指数
【海外経済指標】
・4月の英小売売上高指数
・アイスランド中銀政策金利発表
・3月のユーロ圏製造業新規受注
・前週分の米新規失業保険申請件数
・3月のカナダ小売売上高
・3月の米住宅価格指数
・1−3月期の米住宅価格指数
・クロズナー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
5/23(金)
【国内経済指標】
・日銀金融政策決定会合、議事要旨(4月8−9日分)
【海外経済指標】
・4月のスイス貿易収支
・4月の仏消費支出
・5月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報
・5月のユーロ圏サービス部門購買担当者PMI速報
・1−3月期の英国内総生産(GDP)速報
・4月の米中古住宅販売件数
5/24(土)
・30カ国財務相・中央銀行総裁会議
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FX-外国為替 経済指標 | トラックバック(0) | コメント(0) | 記事を編集 | ▲
FX インフレと景気の綱引き
2008年05月14日(水) 記事No.415
本日のFXは、ドル円が105円半ばまでドル買いが進みましたね。
要因としては、昨日発表のあった米4月小売売上高にみられるようにここのところの米国経済指標が予想以上の数値であることから米経済に対する楽観的な見方がだいぶ広まったこと。さらには、昨日発表された米4月輸入物価指数が前年比で過去最高水準の伸びを示した事を受けFRB高官からインフレ警戒色の強い発言が目立ち、米利下げ観測が大幅に後退していることも要因となっています。
FRB高官の発言は・・・米カンザスシティー連銀のホーニッグ総裁は13日の講演で、「金融市場の状況はおおむね安定したと思う」と前置きしたうえで「FRBはインフレ抑制に真正面から取り込むべきだ」とコメントしています。サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は「適切な時期に景気刺激策を取り除く必要がある」、「金利先物市場の利上げ見通しが正しければ(景気が回復したことになるので)喜ばしい」とまで語っています。こうした発言を受け市場では、「年内利上げ」も織り込み始めたようです。
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インフレ懸念→利下げ打ち止めという流れでしたので、本日のCPIが注目でしたが、結果は予想を下回るものでした。前月比で0.2%上昇し、市場予想平均の前月比0.3%上昇を下回っています。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比0.1%と市場予想平均の0.2%上昇を下回りました。この結果を受け、ドルは軟化し105円を割り込んでいます。
また、利下げ打ち止めか否かはもちろん景気動向にも左右されます。経済指標の数値がここのところ改善していることから景気楽観論も出ていますが、消費者信頼感指数は低水準で、実質賃金の伸びはマイナスとなっており、住宅市場は不況に陥っており、資金調達はいまだに困難で、消費も圧力にさらされているなど、「米経済の見通しは依然として芳しくない」と見てとれます。また、米政府による戻し税は米経済をある程度は下支えするかもしれないが、それ以上に燃料コストの上昇が個人支出を圧迫するとの指摘もあります。こうした点からもう一段の利下げが必要であるという指摘もあります。
「インフレ」と「景気」の綱引きの中で利下げ打ち止めとなるか否かFRBの難しいかじ取りが迫られると思います。それによって為替も動いてくるでしょうからこうした点に着目して今後の指標を見ていきたいですね。
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